⑪思っていたのと違う!/棚田四コマ

稲刈り時期に水を払う(抜く)のですが、どんなに早く水戸を開けても田んぼがカラカラに乾くことはありません。それだけ水持ちの良い(悪く言えば水はけの悪い)田んぼということ。中途半端に水が抜けている田んぼは、埋まったら最後、長靴だけ置いてけぼりになることも。「昔は胸まで水に浸かって稲刈りしたわ」という武勇伝もあるのですが、むしろある程度水があるほうが田んぼの中は動きやすくなるみたいです。平野の田んぼは機械を入れるために田んぼを乾かしますが、ここは機械はほとんど使えませんので、人が作業しやすい田んぼにしていくことも大事ですね。

 

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