中ノ俣の四季


はる

真っ白な雪の世界がゆるゆると融けだす4月。残雪と新緑を一度に味わいながら、春の味覚に出会う、山菜採りに出かけてみませんか。5月3日と4日には「春祭り」が行われ、神輿(みこし)がむらを練り歩き、獅子舞が音にあわせて舞い踊ります。5月中旬からは、地元のおじいちゃんおばあちゃんに教わりながらの楽しい田植え体験のはじまりです。


なつ

暑い夏は、心地良い風が吹く中ノ俣川で涼んでいきませんか。
川の中にはドジョウやヤゴなど生き物もいっぱい。ゆるやかな流れだから、小さなお子さんも安心して川遊びができます。大人も童心に帰って楽しめることでしょう。夜は明かりが少ないので、星空散歩もおすすめです。6月下旬から7月下旬までは、田んぼのあぜ道でホタルの舞にも出会えます。


あき

棚田のあちこちに、稲を乾かすハサがけが登場します。イノシシや台風など、自然の猛威から田んぼを守り抜いてきた、むらびと達の汗と涙の結晶です。中ノ俣ではコシヒカリのほか、幻のもち米「アクデン」が育てられています。中ノ俣のお米は市場に出回ることのない貴重なお米です。9月は稲刈りやハサがけ体験を、10月下旬には待ちに待ったピカピカの新米が食べられます。


ふゆ

多い時には3メートルもの雪にすっぽりと包まれる中ノ俣では、むらびと達の頼もしい雪かき姿に出会えます。雪かきのお手伝いや、かんじきを履いての散策、棚田でのソリ遊び。たくさん体を動かしたあとには、おばあちゃん達の集う「お茶飲み」にまざってみませんか。どんなに寒い冬でもここへ来ればきっと心も体もぽかぽかに!
写真:佐藤秀明
お知らせ
- 2023.10.03 お知らせ 【11月3日開催】「秋の海前峰を歩く」参加者を募集しています
- 2023.09.10 お知らせ 【10月7日開催】「牧場から後谷を歩く」参加者を募集しています
- 2023.05.10 お知らせ 【6月10日開催】「新緑の海前峰を歩く」募集締め切りました
- 2023.04.15 お知らせ 【5月2日開催】「春の中ノ俣古道を歩く」(終了しました)
- 2023.03.21 お知らせ 令和5年4月より霧山荘の宿泊料金が変わります。